11月14日(金曜日)
科学技術・学術
11月14日、小林副大臣と清水大臣政務官が第67次南極地域観測隊及び「しらせ」乗組員の壮行会に出席しました。
壮行会には、国会議員や観測隊員及び乗組員の家族をはじめ、観測隊員所属の関連企業、アカデミア、関係各省庁など400名を超える幅広い関係者が出席され、観測隊員、「しらせ」乗組員への激励が行われるとともに、観測隊長、「しらせ」艦長による挨拶が行われました。
小林副大臣は、挨拶で、
「南極地域観測事業は、昭和31年以来70年近くにわたり、これまで延べ13,000人を超える観測隊員・同行者、並びに輸送支援に関わる乗組員の方々の御尽力により、地球環境変動の解明につながる多くの成果を挙げております。第67次隊では、第66次隊から引き続いて過去100万年を超えるアイスコアの掘削やトッテン氷河沖での集中海洋観測等が計画されており、青木観測隊長、岩瀬艦長の下、隊員の皆様一人一人の御努力と、相互の助け合いにより、所期の目的が達成されることを願っております。」
と計画が着実に遂行されること祈念しました。
また、清水大臣政務官からは
「南極地域観測は気候変動等の地球規模課題の解決の基盤となる重要な事業で、これまでも日本の観測隊の観測データは、オープンデータとして世界の研究機関等で利用され、国際的に大きな役割を果たしてきております。また、ご家族の皆様におかれましては、どうぞ隊員・乗組員の皆様を日本からお支えください。」
と南極地域観測隊員、「しらせ」乗組員及びご家族へ激励の言葉を送りました。
その後、隊員や乗組員と懇談し、関係者の南極観測に対する熱意を実感しました。
文部科学省としては、南極地域観測事業の着実な実施と更なる極域研究の推進に向けて、引き続き取り組んでまいります。
【写真】

小林文部科学副大臣

清水文部科学大臣政務官

若林防衛大臣政務官

青木茂第67次南極地域観測隊長

岩瀬剛「しらせ」艦長

青木隊長、岩瀬艦長