8月4日(月曜日)
教育、科学技術・学術
8月4日、あべ大臣は「地域中核・特色ある研究大学強化促進事業(J-PEAKS)(※)シンポジウム」に出席し、挨拶しました。
本事業においては、令和5年度、6年度の公募を経て、日本の研究力の一翼を担う25の大学が採択されました。今回のシンポジウムでは、令和6年度に採択された13大学の取組事例の紹介を中心に、産業界から一般まで、本事業について広く情報発信することを目的に開催され、オンライン含めて800人以上の方々が参加しました。
あべ大臣は、挨拶で、社会が複雑化する中、大学にはビジョンを提唱し、様々な課題の解決を牽引していくことが期待されているとし、
「大学間はもとより産業界とも連携して課題に立ち向かうためにも、本日のシンポジウムが互いの知見を共有し、今後の相乗的な発展に繋がる機会となることを期待しております。」
と述べました。
また、令和6年度に採択された大学から、それぞれが持つ強みを生かした、特色ある取組が紹介され、課題の解決に向けて各大学が意欲的に取組を進めている様子を伺うことができました。
文部科学省では、大学ファンドによる国際卓越研究大学への支援と同時に、本事業により各大学がそれぞれの強みや特色ある研究力を更に発展させ、山脈のごとく存在感を発揮し、日本全体の研究力を向上させ、新たな価値創造を促進していくために、引き続き伴走支援などに取り組んでまいります。
※ 地域中核・特色ある研究大学強化促進事業(J-PEAKS)とは
大学の飛躍的な研究力向上を実現するため、大学の強みや特色ある研究力を核とした戦略的な経営に基づく環境構築を支援する、大学のシステム改革事業です。事業の英語名称「Program for Forming Japan’s Peak Research Universities」とその略称「J-PEAKS」には、地域の中核大学や特色ある研究大学が、それぞれの強みや特色をさらに発展させ、多種多様な頂が連なる山脈のごとく、存在感を発揮していくという期待が込められています。(https://www.jsps.go.jp/j-chukaku/ )