7月9日(水曜日)
教育、科学技術・学術
7月9日、あべ大臣が沖縄県を訪れ、沖縄工業高等専門学校・沖縄科学技術大学院大学(OIST(オイスト))・N高等学校を視察しました。
沖縄工業高等専門学校では、離岸流を検知して海難事故を防ぐAIカメラシステムについての事業展開を含めた学生の研究成果発表や、沖縄の地域資源を生かした課題解決型の授業を視察するとともに、航空会社等と連携した航空技術者プログラムに関するご説明をいただきました。また、沖縄科学技術大学院大学(OIST(オイスト))の方も交え、高専とOIST(オイスト)の連携についての意見交換を行いました。
OIST(オイスト)では、マルキデス学長を始めとしたOIST(オイスト)の方々より、外国人研究者を日本に引き付け、引き留めるための取組や、沖縄の貴重な生態系や伝統文化を生かした教育研究活動の発展やビジネス成長に向けた自治体や産業界との連携の状況等についてお話を伺うことができました。
あべ大臣は、OISTに世界から優秀な研究者や学生が集まり、教育研究活動が活性化することが沖縄の振興にも繋がると述べました。
また、その為にも研究者の住環境や子供たちの教育環境の確保が重要な課題であると述べました。
N高等学校では、校内施設や沖縄伊計本校での面接指導(スクーリング)の様子を視察するとともに、進路決定率の向上や、実社会に結び付く経験の提供など特色ある取組についてお話を伺いました。
今回の視察や意見交換等を踏まえて、引き続き関係施策の充実に取り組んでまいります。