「Global×Innovation人材育成フォーラム」最終まとめを小路座長から武部副大臣に手交

7月1日(火曜日)
教育・国際

  7月1日、「Global×Innovation 人材育成フォーラム」の小路明善 座長から武部副大臣へ「最終まとめ」が手交されました。

  文部科学省においては、令和6年7月より、留学促進方策等の論点について、グローバル人材育成に関係するステークホルダーが広く集い意見交換を行う「Global×Innovation 人材育成フォーラム」を開催してまいりました。これまでの計7回にわたる議論を踏まえて、6月30日付けで、「Global×Innovation 人材育成フォーラム 最終まとめ~未来を創造し担う若者たちが世界に羽ばたける留学環境とチャンスを~」がとりまとめられました。

  小路座長は、「最終まとめ」の内容に関して、

  1. 日本人の海外派遣に係る留学機運の醸成や経済的支援
  2. 優秀な外国人留学生の呼び込み及び国内への定着促進
  3. 留学モビリティ※ 拡大・大学等の国際化を支える環境・体制整備

  することに全力を上げることの必要性を話されました。

  武部副大臣は、自身の留学経験も交えながら、留学や大学等の国際化、早期から国際文化に触れることの重要性に言及するとともに、大学等が国際ゲートウェイとしての役割を果たし、優秀な外国人留学生の呼び込み・定着、及び日本人学生の海外派遣を促進していくことについて話し、引き続き産学官をはじめとする関係者と連携していきたいと述べました。

  文部科学省では、今回の「最終まとめ」も踏まえながら、引き続き、留学モビリティ促進に向けた関連施策の推進に努めてまいります。

※留学モビリティ:「派遣や受入れ」「往来」を意味する。「student mobility」という形でOECD等でも一般的に使用されている。

参考:Global×Innovation人材育成フォーラムについて