第2回火山防災加速化大会に火山本部の本部長としてあべ大臣が出席

5月19日(月曜日)
科学技術・学術

  5月19日、関係者が一同に会し、火山防災対策を加速化推進するための第2回火山防災加速化大会※が開催され、昨年4月に文部科学省に設置した火山調査研究推進本部(火山本部)の本部長としてあべ大臣が出席しました。

  あべ大臣は、
「火山調査研究推進本部では、設置以降、総合基本施策の策定や111の活火山の評価など精力的に活動してまいりました。私も本部長として、活火山対策の強化に全力を尽くす所存です。皆様方におかれましては、引き続き、火山本部の取組や火山防災に対するご協力、ご支援をお願いいたします。」
と挨拶しました。

  大会では、今年3月に火山本部で決定された総合基本施策の中間取りまとめに掲げられた事項について、今後10年間でおおむね1,000億円程度の予算の確保を目指し、強力に推進することや、火山の噴火予測・前兆現象などの観測体制の強化、火山調査研究の推進、火山噴出物分析センター(仮称)の新設、火山専門人材の育成などを要望する決議文があべ大臣に手交されました。

  文部科学省では、決議事項も踏まえながら、火山本部の下、引き続き火山調査研究や火山専門人材の育成・継続確保を進めてまいります。

※火山防災加速化大会は、令和5年に議員立法による活動火山対策特別措置法が改正され、昨年4月に文部科学省に火山調査研究推進本部が設立されたことを受けて、国会議員や関係府省庁、都道県、市町村、火山専門家や登山関係者が一同に会して、火山防災対策を加速化推進するために開催するもの。

▼火山調査研究推進本部についてはこちら
https://www.mext.go.jp/a_menu/kaihatu/jishin/1285728_00005.html