4月7日(月曜日)
教育、科学技術・学術
4月7日、地域のニーズに応じた産学連携による産業人材の育成促進の取組を具体化するため、文部科学省において第1回の意見交換会を開催しました。
これは、2月に開催された「新しい資本主義実現会議」※ での石破総理からの「文部科学大臣と経済産業大臣を中心に産業人材育成のためのプランを6月をめどに具体化するように」との指示があったこと等を受け、開催したものです。
第1回では、文部科学省、経済産業省、内閣府、国土交通省からの他、産学官連携による産業人材の育成に取り組んでいる地方自治体、大学・高専、産業界の皆様に、オンラインを含めて幅広く参加いただきました。
あべ大臣は、各界からの参加に感謝を伝えるとともに、
「国・地方・民間、それぞれが立場を越え、一丸となって、具体的な取組を前に進めていく必要がある。」
と力強く述べました。
政府からは地域での産官学連携の取組において活用できる交付金「新しい地方経済・生活環境創生交付金」等の紹介をしました。
参加いただいた皆様からは、地域特有の産業分野における人材育成や、企業と大学が連携して人材育成を行う仕組み、高校・高専段階からの早期産業人材育成等の事例や構想について貴重な情報提供をいただきました。
閉会に辺り、武部副大臣は、大変貴重な声を聞かせていただいたとの御礼とともに、
「文部科学省では産業人材育成のため本日の意見交換を踏まえ関係省庁と連携を深めながら検討を加速してまいります。」
と述べました。