4月4日(金曜日)
科学技術・学術
4月4日、あべ大臣は海洋研究開発機構(JAMSTEC:ジャムステック)横須賀本部を訪れ、海底広域研究船「かいめい」などを視察しました。「かいめい」は、南海トラフ及び日本海溝における海底震源断層の高精度広域調査に向けて、2日後(4月6日)に出航を控えており、調査に関する機材や、調査データから南海トラフ地震や津波の発生予測の高度化を進める取組等の説明をJAMSTECから受け、意見交換を行いました。
また、海洋科学技術館では、有人潜水調査船「しんかい6500」やそれを支える船舶等のプラットフォーム、先月進水式が執り行われた北極域研究船「みらいⅡ」の観測機能や北極海観測計画案などについて説明を受けました。
文部科学省では、今回の視察を踏まえ、深海を含む海域地震発生帯研究や北極域をはじめとした気候変動予測研究など、研究船等を活用した海洋科学技術の研究開発の推進に、引き続き取り組んでまいります。
(海底広域研究船「かいめい」)
(「かいめい」船上で音波を用いた海底下の構造探査について説明を受ける様子)
(「かいめい」操舵室で深海底からの地質資料採取について説明を受ける様子)
(海洋科学技術館において、自律型無人探査機(AUV)について説明を受ける様子)
(有人潜水調査船「しんかい6500」の模型の中で、深海探査について説明を受ける様子)