2月21日(金曜日)
教育
2月21日、中央教育審議会の総会が開催され、将来社会を見据えた今後の高等教育の在り方についての答申である「我が国の「知の総和」向上の未来像~高等教育システムの再構築~」が荒瀬中教審会長と永田大学分科会長からあべ大臣に手交されました。
大学分科会では、永田分科会長の下、急速な少子化が進む中での高等教育が目指す姿として「知の総和」の向上を掲げ、①教育研究の「質」の更なる高度化、②高等教育全体の「規模」の適正化、③高等教育への「アクセス」確保の観点から、1年5カ月にわたり御審議いただき、制度改正等の方向性をとりまとめていただきました。
手交に当たり、永田分科会長は、更に急激な少子化が始まるまでのこの10年が勝負であるとし、
「文部科学省においては政策パッケージの推進とともにフォローアップもしっかりしていただき、厳しい課題に対応していってもらいたい」
と述べられました。
答申を受け、あべ大臣は委員の皆様が叡智を集結され、充実した内容の答申をおまとめ頂いたことに感謝申し上げるとともに、本提言をしっかりと受け止め、必要な制度改正を含め、関連施策の推進に全力で取り組んでいくと述べました。
▼「我が国の「知の総和」向上の未来像(答申)」資料等はこちら
https://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chukyo/chukyo0/toushin/1420275_00014.htm
左から:永田大学分科会長、荒瀬中教審会長、あべ大臣