あべ大臣が「トビタテ!留学JAPAN」第6回留学成果報告会で表彰状を授与

2月16日(日曜日)
教育・国際

  2月16日、文部科学省及び(独)日本学生支援機構による留学促進キャンペーン「トビタテ!留学JAPAN別ウィンドウで開きます」は、5年ぶりに「留学成果報告会」を開催しました。
  本報告会は、派遣留学生が留学を通じて得た成果を発表し、優秀者等を表彰すること等を通じて、支援企業等の関係者の皆様へ感謝をお伝えし、継続的な御支援につなげるとともに、留学の価値を広く社会に発信し、日本全体の留学機運を醸成することを目的としたものです。

  この日は、会場に集まった約500名の参加者や、支援企業からの審査委員等に対して、昨年末に大阪・東京・オンラインで実施した「留学体験発表会」の優良賞受賞者を代表する、高校生等部門16名と大学生等部門15名の計31名の派遣留学生が、留学を通して成長した自らの姿や今後の目標などを、力強く語りました。

  あべ大臣は、自身の留学時のエピソードも交えつつ、「自身の留学経験を通じ、日本の将来を担う人材として活躍されることを期待します。皆さん一人一人の体験等も含め、海外留学の魅力や意義が我が国全体へ共有され、より多くの方々の背中を留学に向けて後押しすることを祈念します」と、心を込めたメッセージを送りました。

  続いて、支援企業の代表として澤田純様(グローバル人材育成コミュニティ協議会代表幹事、日本電信電話株式会社取締役会長)からは、「諸外国と比べて日本人留学生が少ないことからも、日本が消極的になっているのではないか、という危機感があります。卒業の遅れなどは長い人生の中で大きなことではない。どんどん海外に出て行き、自分を豊かに広げていって欲しいと思っています。」と力強いメッセージがありました。

  また、表彰式では、各部門の最優秀賞及び優秀賞2名に、あべ大臣から、表彰状を授与し、表彰者をはじめ発表者全員の将来への激励の意を表しました。

  また、スペシャルゲストとして高校時代のカナダ留学をはじめ5回の留学を経験されたタレントのキンタロー。さんによる留学応援トークショーが行われ、大いに盛り上がりました。さらに会場の参加者から選ばれた各部門1名にキンタロー。さんからオーディエンス賞が授与されました。

  「トビタテ!留学JAPAN」は、自らの成長を志し、留学に挑戦する若者たちをこれからも応援します。