1月31日(金曜日)、2月7日(金曜日)
教育
1月31日、金城大臣政務官が国立大学法人筑波大学附属久里浜特別支援学校と独立行政法人国立特別支援教育総合研究所を訪れました。
久里浜特別支援学校は知的障害を伴う自閉症の子供たちを対象として、幼稚部と小学部の幼児児童が在籍している特別支援学校です。
金城大臣政務官は、幼稚部と小学部の各教室を回り、指導の様子を視察するとともに、指導に当たっての工夫点等について、校長先生などと意見交換を行いました。
我が国の特別支援教育のナショナルセンターである国立特別支援教育総合研究所では、特別支援教育のための様々な支援機器・ソフトウエアの展示や、盲ろう児の生活場面を体験して指導や支援に関して研究する施設などを視察するとともに、当日行われていた専門研修の様子を見学しました。
また、研究所が実施している研究や研修の質的向上に向けた取組などについて、理事長をはじめとする関係者と意見交換を行いました。
2月7日には、金城大臣政務官は、文部科学省と国立特別支援教育総合研究所が共催する「令和6年度盲ろう児教育に関する研究報告会」に出席しました。
研究報告会では、盲ろうの当事者である福島智東京大学先端科学技術研究センター特任教授による基調講演や、盲ろう児教育に関する文部科学省委託調査研究の受託団体からの調査研究報告などが行われました。
金城大臣政務官は、研究報告会の冒頭の挨拶において、国立特別支援教育総合研究所の視察の際に、盲ろうの子供たちは他の障害に比べて人数が少なく指導事例や知見が共有されにくいという課題を聞き、国として盲ろう児教育の一層の充実に努める必要があることを強く感じた旨や、障害の有無にかかわらず誰もがその能力を発揮し、共生社会の一員として生きられる社会の構築に向けて全力で取り組んでいく旨を、力強く述べました。
文部科学省としても、引き続き、特別支援教育の充実に努めてまいります。
【筑波大学附属久里浜特別支援学校の視察の様子】
【国立特別支援教育総合研究所の視察の様子】
【令和6年度盲ろう児教育に関する研究報告会の様子】