1月23日(木曜日)
教育、科学技術・学術
1月23日、「ナイスステップな研究者※ 2024」に選ばれた若手研究者(10 名。うち 1 名オンライン)が文部科学省を訪れ、あべ大臣、野中副大臣、赤松大臣政務官と意見交換を行いました。
研究者を取り巻く研究環境について、あべ大臣からの質問に対し、若手研究者の皆さんからは、「研究や事務作業をサポートしてくれる人材がいてくれると研究により専念できる」、「試薬一つでもかなり値上がりしている中で、研究費総額が変わらない現状がある」、「大学のDX化促進を後押しする仕組み作りがあると良い」、「日本では経済的不安から、優秀でもアカデミアを諦めて企業に就職するケースも見られる」など、リアルな現状をお聞きすることができました。
あべ大臣は、研究者が活躍できる環境整備の一層進めてまいりたいと述べ、選定された皆様の更なる活躍に期待を伝えました。
※ナイスステップな研究者
文部科学省 科学技術・学術政策研究所(NISTEP)では、2005年から科学技術イノベーションの様々な分野において活躍され、日本に元気を与えてくれる方々を「ナイスステップな研究者」として選定しています。過去に選定された方の中には、その後ノーベル賞を受賞された山中伸弥教授や天野浩教授もいらっしゃいます。