あべ大臣が国立天文台を視察し、ハワイのすばる望遠鏡などで使われている高度で精密な機器を手作りしている技術者などと意見交換

1月23日(木曜日)
科学技術・学術

  1月23日、あべ大臣は国立天文台(東京都三鷹市)を訪れ、川合機構長及び土居国立天文台長等関係者やハワイのすばる望遠鏡などで使われている高度で精密な機器を手作りしている技術者と意見交換をしました。

  国立天文台は、日本の天文学研究の中核拠点であり、自ら研究を行うとともに、個々の大学では保有できない大型観測装置(すばる望遠鏡、アルマ望遠鏡等)を共同利用装置として建設し、国内外の大学・研究機関の研究者による研究プロジェクト等が進められています。
  研究だけでなく、すばる望遠鏡等で使われている他にない高度で精密な機器も国立天文台の技術者が手作りしています。

  あべ大臣は、最先端の研究だけでなく、中で手作りで機器を製作していることに感銘を受け、世界唯一無二の技術で世界の先端観測研究を支えていることを広く知ってもらい、人材育成も積極的に進めていくべきだと話しました。
  また、川合機構長及び土居国立天文台長などとの意見交換では、ハワイのすばる望遠鏡の運営など、為替変動の影響で大変苦しいという話なども伺いました。

  あべ大臣は、文部科学省としても、引き続き、最先端の技術や研究者の知見を集結して進める研究プロジェクト等を、今回の視察で伺った話も含めて、しっかり推進してまいりたいと述べました。