あべ大臣がJAEAの原子力科学研究所(茨城県東海村)を視察し、原子力技術の多様化に向けた研究開発などについて意見交換をしました

1月16日(木曜日)
科学技術・学術

  1月16日、あべ大臣は、茨城県東海村にある原子力研究開発機構(JAEA)の原子力科学研究所を訪れ、研究用原子炉である「JRR-3※1」と世界最高レベルの陽子加速器を使い幅広い分野の最先端研究を行う「J-PARC※2」を視察しました。これら施設は、中性子ビームなどを活用して物質の観察や解析等を行うもので、基礎研究から新産業創出につながる応用研究に至るまで、幅広い分野の最先端研究を行っています。
  あべ大臣は、施設を見学し利用状況等を確認するとともに、原子力技術の多様化に向けた研究開発である、ウラン蓄電池の開発等など現在進められている研究開発について意見交換を行いました。

  視察後、あべ大臣は、現代の経済社会活動におけるエネルギー利用が生み出す様々な課題に対して、それを逆手にとっていかに最大限に活用していくかが鍵であり、そのような対応について文部科学省としても応援していきたいと述べるとともに、女性研究者の活躍にも触れ、女性研究者についてもしっかり応援していきたいと述べました。

※1 JRR-3
https://jrr3.jaea.go.jp/別ウィンドウで開きます
※2 J-PARC とは
https://www.j-parc.jp/c/index.html別ウィンドウで開きます