1月14日(火曜日)、1月15日(水曜日)
科学技術・学術、文化
1月14日から15日までの日程で、あべ大臣は日本原子力研究開発機構の高速増殖原型炉「もんじゅ」※1と、日本遺産プレミアム※2「海と都をつなぐ若狭の往来文化遺産群 御食国(みけつくに)若狭と鯖街道」の認定地域である福井県小浜市・若狭町を視察しました。
高速増殖原型炉「もんじゅ」では、廃止措置の進捗状況を確認するとともに、現場で従事される方々と意見交換を行い、様々な技術開発や実証を計画的に進めていく必要性を改めて認識しました。
日本遺産プレミアムに認定されている小浜市・若狭町では、伝統的な建造物の活用など、地域の文化資源の価値を高める様々な取組を視察し、地方から発信される文化による地方創生のモデル事例を確認しました。
文部科学省では、今回の視察を通じて得られた知見を踏まえて、引き続き、原子力や文化政策を含め、地方創生につながる取組をしっかり進めてまいります。
※1「もんじゅ」は、高速中性子によってプルトニウム燃料を増殖することができる、金属ナトリウムを冷却材とした原型炉です。平成30年4月より廃止措置作業に移行しています。
※2「日本遺産」は、平成27年から文化庁において実施される、地域の歴史・伝統をストーリーとして認定する仕組みです。このうち特に優れた取組が認められる地域を「日本遺産プレミアム」として顕彰しており、令和7年1月現在、本件(御食国若狭と鯖街道)のみがこれに認定されています。
【高速増殖原型炉「もんじゅ」(原子炉の上部)】
【高速増殖原型炉「もんじゅ」(遠景)】
【日本遺産「御食国若狭と鯖街道」関係者との懇談】
【熊川宿において取組みの説明を聴取】