12月25日(水曜日)
教育
12月25日、中央教育審議会(中教審)総会が開催され、武部副大臣と金城政務官が出席しました。冒頭、あべ大臣からのビデオメッセージの後、武部副大臣から荒瀬克己中教審会長(独立行政法人教職員支援機構理事長)に 「初等中等教育における教育課程の基準等の在り方について」及び「多様な専門性を有する質の高い教職員集団の形成を加速するための方策について」の諮問文を手交しました。
「初等中等教育における教育課程の基準等の在り方について」の諮問については、以下4つを主な検討事項としています。
①質の高い、深い学びを実現し、分かりやすく使いやすい学習指導要領の在り方
②多様な子供たちを包摂する柔軟な教育課程の在り方
③各教科等やその目標・内容の在り方
④教育課程の実施に伴う負担への指摘に真摯に向き合うことを含む、学習指導要領の趣旨の着実な実現のための方策
また、「多様な専門性を有する質の高い教職員集団の形成を加速するための方策について」の諮問については、以下3つを主な検討事項としています。
①社会の変化や学習指導要領の改訂等も見据えた教職課程の在り方
②教師の質を維持・向上させるための採用・研修の在り方
③多様な専門性や背景を有する社会人等が教職へ参入しやすくなるような制度の在り方
今後、この2つの諮問を受けた議論を連動させながら、答申に向けた審議を重ねていただく予定です。
▼「初等中等教育における教育課程の基準等の在り方について(諮問)」の資料はこちら
初等中等教育における教育課程の基準等の在り方について(諮問)
▼「多様な専門性を有する質の高い教職員集団の形成を加速するための方策について(諮問)」の資料はこちら
多様な専門性を有する質の高い教職員集団の形成を加速するための方策について(諮問)