アジア高校生架け橋プロジェクト +(プラス)第2期修了生等が武部副大臣を表敬訪問

12月16日(木曜日)
教育・国際

  12月16日、文部科学省講堂においてアジア高校生架け橋プロジェクト +(プラス)第2期のプログラムを修了した高校生95名に修了証が授与されました。武部副大臣は、代表者10名の表敬訪問を受け、修了生の皆さんの経験や学びなどについて、意見交換を行いました。

  日本の高等学校に約4か月間通った修了生の皆さんからは、
「学校で友達がたくさんできたことが一番の思い出。体育祭や小学校での英語プログラムに参加したことなど、様々なことが印象に残っている。」(スリランカの修了生)
「日本の高校での生活を通して、時間を大切にし、計画的に行動することを学んだ。」(インドネシアの修了生)
「滞在した高校と母国の高校を繋ぎ、両国の架け橋のような存在になりたい。」(モンゴルの修了生)
など、滞在中の高校生活や、大学で日本に再度留学すること等を含めた帰国後の展望について話がありました。

  武部副大臣は、自身が子供の頃の海外でのホームステイ、留学をした経験にも触れ、
「初めて海外に滞在したとき、海外の友達を増やしていきたいと思ったことを覚えている。日本と皆さんの国との間の結びつきをより強くしていってもらいたい。」
と話し、修了生が将来両国の架け橋となって活躍されることへの期待を伝えるとともに、
「日本の子供達が皆さんの国へ留学することについても、応援している。」と述べられました。
  文部科学省では、引き続き、日本とアジア、G7、そして世界の架け橋となる人材育成を推進してまいります。

※G7富山・金沢教育大臣会合(令和5年5月)での「富山・金沢宣言」に係るG7各国との連携施策の強化として、令和5年度から新たにアジア諸国にG7各国の高校生を加えてスタートした「アジア架け橋プロジェクト+」は、日本語を学ぶ高校生が全国の高校で日本の高校生と学び合うほか、日本の高校生と共に国際交流キャンプを実施するものです。平成30年度からの「アジア架け橋プロジェクト」を含め、これまでに合計1,132名の高校生が47都道府県に滞在しました。