12月2日(月曜日)
科学技術・学術
12月2日、あべ大臣は、野中副大臣及び赤松大臣政務官とともに、来年2月以降に国際宇宙ステーション(ISS)に長期滞在予定の大西卓哉宇宙飛行士の表敬訪問を受け、自身2回目となるISSでの活動予定や、滞在中にISS船長を担当することへの抱負について報告いただきました。
あべ大臣は、大西宇宙飛行士のご活躍を期待して激励するとともに、将来の月などの探査活動を見据えつつ、日本実験棟「きぼう」での技術実証や利用拡大を推進し、科学的成果の創出などにより、社会・経済に貢献していきたい旨述べました。また、宇宙開発には将来の科学技術を担う若者が注目しており、大西飛行士が、船長としてのISSのミッションを完遂する旨の期待を示しました。
大西宇宙飛行士は、
「今回の長期滞在では、ISSの微小重力環境を利用して、様々な科学実験を行う予定であり、地上や将来の宇宙探査に役立つ知見を持ち帰りたい」、
また、長期滞在中に船長を務めることについては、
「こうした大役を任されたのも、自身の努力だけでなくこれまでのISSへの日本の貢献が、米国をはじめ世界から評価されているものであり、期待に応えられるように頑張りたい」
と今後の抱負を述べられました。