文部科学省とサウジアラビア王国文化省との間の文化分野における協力覚書署名式

11月22日(金曜日)
文化芸術

  11月22日、文部科学省とサウジアラビア王国文化省との間で、文化分野における協力覚書署名式を行い、あべ大臣とサウジアラビア王国のバドル文化大臣が出席しました。

  覚書の主な内容としては、

  • 芸術・文化の様々な分野における共同事業
  • 文化に関する法令及び政策の経験及び知識の共有
  • アニメーション分野における経験及び知識の共有
  • 両国における全ての種類の文化遺産の保存及び保全に関する事業
  • 両国におけるアーティスト・イン・レジデンス事業
  • 文化セクターの発展

  等について協力を促進することとしています。

  その後の懇談では、あべ大臣は、約半年ぶりに文科省を訪問されるバドル大臣を歓迎し、サウジアラビアで日本のマンガを題材にしたテーマパーク建設が計画されていることなど、様々な分野において両国の文化交流が進んでいることを踏まえ、本覚書をきっかけに更に両国間の友好関係を深めていくことへの期待を述べました。
  また、同席した赤松大臣政務官からは、日本のマンガやアニメについて発言がありました。

  バドル文化大臣からは、サウジアラビアでの日本でアニメやマンガの人気に触れつつ、同日に東京オペラシティで開催されたサウジアラビア王国国立オーケストラの東京公演や大阪・関西万博サウジアラビア王国パビリオンについて発言がありました。

  2025年が日本とサウジアラビアの外交関係樹立70周年であることも踏まえ、両国の文化交流を推進するため引き続き協力していくことの重要性を確認しました。