第66次南極地域観測隊及び「しらせ」乗組員の壮行会にあべ文部科学大臣と赤松大臣政務官が出席

11月18日(月曜日)
科学技術・学術

  11月18日、あべ文部科学大臣と赤松大臣政務官が第66次南極地域観測隊及び「しらせ」乗組員の壮行会に出席しました。

  壮行会には、国会議員やアカデミアをはじめ、観測隊員所属の関連企業、関係各省庁などの幅広い関係者が出席され、観測隊員、「しらせ」乗組員への激励が行われるとともに、観測隊長、「しらせ」艦長による挨拶が行われました。

  あべ文部科学大臣は、挨拶で、
「南極観測は地球全体の気候システムを解明し、気候変動等の地球規模課題の解決の基盤となる重要な事業で、これまでも日本の観測隊の観測データは、オープンデータとして世界の研究機関で利用され、国際的に大きな役割を果たしてきております。第66次隊では、過去100万年を超えるアイスコアの掘削開始やトッテン氷河沖での海洋観測等を実施されますが、その成果を世界のために役立てていただきたいと思います。」
と述べ、赤松大臣政務官からは、
「南極地域は気候変動等の解明に向け大きく貢献するものと認識しています。南極という大変厳しい環境での活動となりますが、安全と体調管理に留意され、無事に帰国されることを願っております。」
と述べ、南極地域観測隊員、「しらせ」乗組員へ激励の言葉を送るとともに、今後の観測への期待を示しました。
  また、これから出発する南極地域観測隊員の方々をはじめ、「しらせ」乗組員と懇談しました。
  文部科学省としては、南極地域観測事業の着実な実施と更なる極域研究の推進に向けて、引き続き取り組んでまいります。

あべ大臣

赤松大臣政務官

原田尚美第66次南極地域観測隊長

齋藤一城「しらせ」艦長

原田隊長、齋藤艦長