10月6日、あべ大臣は、京都大学iPS細胞研究所(CiRA)、物質-細胞統合システム拠点(WPI-iCeMS)を視察するとともに、京都府立医科大学を訪れ意見交換を行いました。
CiRAでは、山中CiRA名誉所長、及び江藤副所長よりiPS細胞の医療応用を目指した世界最先端の研究開発等について説明を受け、日本発のiPS細胞を患者の皆さんに届けるべく実用化に向けた思いや課題等について意見交換をしました。
世界トップレベル研究拠点プログラム(WPI)拠点であるWPI-iCeMSでは、上杉拠点長などから、物質科学と細胞生物学の融合研究についてや、他大学等とのコアファシリティとして活用している最先端の研究機器について説明いただきました。京都府立医科大学では、地域医療を支える人材育成の取組や課題等について、夜久学長など関係者と意見交換しました。
文部科学省としては、今回の視察や意見交換で得られた知見は国の政策を検討する上でも非常に重要と考えており、基礎研究の推進等に向けた取組を引き続き強化していきます。