盛山大臣が第15回日中韓文化大臣会合（京都市）に出席

  ９月12日、第15回日中韓文化大臣会合を京都市（国立京都国際会館）で開催し、盛山大臣が出席しました。

  会合には、中国の張政（チョウ・セイ）文化・観光部副部長、韓国の龍昊聲（ヨン・ホソン）文化体育観光部第１次官をお招きし、３か国の文化交流・協力について意見を交わし、その成果を「2024（にーぜろにーよん）京都宣言」として取りまとめ署名を行いました。

  「2024京都宣言」においては、文化交流が３か国の未来志向の関係構築において極めて重要との認識を改めて確認しつつ、特に、
・東アジア文化都市※や、将来世代を含めた文化交流のより一層の推進
・グローバルな公共財としての文化が持つ価値や役割の確認と、その向上に向けた連携強化
・クリエーター等の創造環境の充実に関する連携強化
などを盛り込んでいます。

  また、５月に行われた日中韓サミットにおいて、2025年及び2026年が３か国の「文化交流年」に指定されたことを踏まえ、「文化交流年」の実施に向けた協力覚書の署名を行いました。

  さらに、2025年東アジア文化都市に、日本の鎌倉市、中国のマカオ特別行政区及び湖州（コシュウ）市、韓国の安城（アンソン）市が選定され、選定証書の授与を行いました。

  その他、会合の機会を捉え、日中・日韓２国間での会談を行い、２国間の文化交流・協力について意見交換するとともに、ロームシアター京都において「日中韓芸術祭2024」を開催し、オーケストラ・アンサンブル金沢の演奏のもと、３か国の歌手が共演し、それぞれの国の抒情歌等が披露されました。

  文部科学省・文化庁では、これらの成果を踏まえ、文化交流・協力を着実に進めてまいります。

※東アジア文化都市
https://www.bunka.go.jp/seisaku/kokusaibunka/east_asia/index.html

▼「2024京都宣言」など第15回日中韓文化大臣会合については以下ページに後日掲載予定
https://www.bunka.go.jp/seisaku/kokusaibunka/kokusai_kaigi/index.html