海洋研究開発機構(JAMSTEC)の報告会・懇談会に今枝副大臣と安江大臣政務官が出席

9月11日(水曜日)
科学技術・学術

  9月11日、今枝副大臣が海洋研究開発機構(JAMSTEC)の報告会「JAMSTEC2024」に出席しました。
  報告会には、国会議員をはじめ、経済界、アカデミアなどの幅広い関係者が出席されました。

  今枝副大臣は、挨拶で、
「EEZの面積が世界6位である我が国にとって、海をどのように活用していくかは最重要課題です。深海探査システムの開発等を通じて人材育成、経済安全保障に資する海洋研究を推進していくことが大切です。我が国にとって重要な研究に取り組み、数々の成果を挙げていただいたJAMSTECには技術力や研究力を最大限に発揮して、研究開発をリードしていただくとともに、海洋分野のイノベーションを起こすために産学官の関係機関をつなぐプラットフォームとしての役割を果たすことを強く期待しています。」
と話し、JAMSTECの重要性と今後の期待について述べました。

  報告会では、令和5年度のJAMSTECの研究成果が報告されるとともに、「北極域研究船「みらいⅡ」の建造及び運用準備」など今注目度の高い海洋研究についての講演が行われました。
  また、現在宮城県沖日本海溝においてJTRACK航海として掘削調査中の「ちきゅう」と船上中継を行い、現場の状況が紹介されました。

  その後開催された懇談会には安江大臣政務官が出席し、
「海洋国家である我が国は、存立基盤を確固たるものとする海洋科学技術は国家戦略上、大変重要です。JAMSTECにおかれては、海洋STEAM教育の取組をはじめ、今後も教育現場から海洋への理解増進を図っていただき、海洋人材の育成・確保に貢献していただきたく思います。」
と話し、JAMSTECを激励しました。また、出席された関係者と懇談、親睦を深めました。

(JAMSTEC2024)
https://www.jamstec.go.jp/j/pr-event/jamstec2024/別ウィンドウで開きます

今枝副大臣挨拶

安江大臣政務官挨拶

講演:北極域研究「みらいⅡ」の建造及び運用準備

JTRACK航海として掘削調査中の「ちきゅう」と船上中継

講演:JAMSTECが取り組む海洋STEAMプロジェクト