9月6日、第155回日本ユネスコ国内委員会総会が開催され、盛山大臣が出席しました。
盛山大臣は、「現下の国際社会では、国際的な合意形成が複雑化しているとともに、紛争、貧困、気候変動、生物多様性等への対応、世界経済の安定等、地球規模の課題が山積している」とし、
「このような時代だからこそ、ユネスコ憲章の前文にある『人の心の中に平和の礎を築く』という言葉の意味を考慮し、課題に取り組んでいく必要があり、ユネスコに対する戦略的かつ積極的な関与を通じた我が国のリーダーシップの発揮は不可欠である。」
と述べ、教育、科学、文化を通じた課題の解決に向けて、日本の多様なユネスコ活動がより効果的に推進されるよう、委員の皆様に引き続きの闊達な御議論をお願いしました。
本会議では、最近のユネスコ関係の動きや日本におけるユネスコ活動の現状と今後の取組についての報告等が行われました。
文部科学省では、教育・科学・文化等の分野におけるユネスコ活動を通じて、持続可能な社会の構築に向け、産業界や若者を含む多様な主体、世代間の連携を後押しし、様々な取組を展開していきます。
▼日本ユネスコ国内委員会
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