9月4、5日、盛山大臣は鹿児島県の奄美大島と徳之島を訪れました。
9月4日、盛山大臣は奄美大島を訪れ、奄美市立奄美博物館、鹿児島県立大島高等学校、東京大学医科学研究所奄美病害動物研究施設を視察しました。
奄美群島唯一の総合博物館である奄美博物館では、離島に立地する博物館が抱える課題や民俗資料を継承していくための取組について、施設を見学しながら説明を受けました。
文部科学省のDXハイスクール事業の採択校でもある大島高校では、島外各地の大学や地域の企業等と連携した探究的・実践的な学びの充実に関する取組について、生徒の皆さんから活動の報告を受け、意見交換を行いました。
東京大学医科学研究所奄美病害動物研究施設では、感染症に関する特色ある研究の現状や課題について説明を受けるとともに施設を見学し、意見交換を行いました。
翌9月5日、盛山大臣は、前日に引き続き奄美大島において大島紬村を視察したのち、徳之島に移動し、徳之島町立花徳小学校、伊仙町立犬田布中学校を視察し、天城町役場を訪問しました。
インバウンド客も多く訪れるという大島紬村では、地域における伝統文化の継承や発信に関する取組について、施設を見学しながら説明を受けました。
徳之島町立花徳小学校では、ICTを活用した遠隔地の小規模校との合同授業の実施など、特色ある教育実践を視察し、意見交換を行いました。
所在する伊仙町が文部科学省の働き方改革に関する実証事業に参画する犬田布中学校では、学校における働き方改革に関する取組について意見交換を行いました。
天城町役場では、離島における特色のある教育等に関する取組について意見交換を行いました。
文部科学省では、今回の視察や意見交換を通じて得られた知見等を踏まえ、引き続き、関連施策の充実に積極的に取り組んでまいります。