学校のネットワーク環境の改善に関し、8月29日、盛山大臣は、松本総務大臣と河野デジタル大臣との連名により、電気通信事業関連4団体に対して、全国の学校でニーズに見合った高速な通信サービスが適切に選択できるよう、協力を要請しました。
要請には、一般社団法人テレコムサービス協会 北岡隆之会長、一般社団法人電気通信事業者協会 髙橋誠会長、一般社団法人日本インターネットプロバイダー協会 久保真会長、一般社団法人日本ケーブルテレビ連盟 今林顯一理事長に御出席いただくとともに、総務省とデジタル庁の担当者も同席しました。
文部科学省は、本年4月に学校規模ごとに推奨される1校当たりの速度の目安を設定しましたが、この目安を満たす学校は2割程度にとどまっており(※)、この改善が急務となっています。
GIGAスクール構想が目指す「個別最適な学び」と「協働的な学び」の一体的充実等のためには、「1人1台端末」をつなぐ高速ネットワークが不可欠であり、文部科学省は、関係省庁と連携し、今後、事業者等の御協力もいただきながら、学校のネットワーク環境の改善に強力に取り組んでまいります。
※【参考】学校のネットワークの現状について(令和6年4月)
https://www.mext.go.jp/content/20240426-mxt_jogai01-000035663_1.pdf
※【参考】GIGAスクール構想の実現 学校のネットワーク改善ガイドブック(令和6年4月)
https://www.mext.go.jp/content/20240509-mxt_jogai01-000035663_001.pdf