8月20日、盛山大臣は、第17回国際地学オリンピック出場選手の表敬訪問を受けました。
国際地学オリンピックは、地学分野に秀でた生徒の発掘と地学学習の促進、並びに地学及び地学教育における国際交流・協力の促進を主な目的としています。
今年は中国・北京で開催され、日本からは国内大会(出場者1,578人)で選抜された4名が出場し、2名が金メダル、2名が銀メダルを獲得しました。
大会では、地学(地質・個体・気象・海洋・天文・惑星)に関する筆記試験と実技試験(実験と実地)が行われた他、国際交流を目的とした各国参加生徒で構成された国際チームによる野外調査とその成果のプレゼンテーション等も行われました。
選手たちからは、「国際チームを作っての取組で他国からの参加者と交流できたことが楽しかった」「日本語で話しかけられることもあったが、自分が相手の国の言葉を話せなかったので、海外の言語や文化を学びたいと思った」などの感想がありました。
盛山大臣は、あらゆる技術が発展した便利な世の中だが、好奇心を持ち自分の頭で考えることが大事だと思うのでいろいろなことに関心を持って是非これからも頑張ってください、と選手たちを激励しました。
文部科学省では優れた若い人材が世界で活躍することができるよう、今後とも次代の科学技術・イノベーションを担う若者を支援します。
※第17回国際地学オリンピック 報道発表
https://www.mext.go.jp/b_menu/houdou/2024/1419630_00024.htm