8月14日、パリオリンピックのメダリスト65名が帰国報告のため、盛山大臣を表敬訪問されました。室伏スポーツ庁長官、藤原事務次官も同席しました。
盛山大臣は選手たちに対して、子供たちに夢や目標を与えてくださったことに感謝を伝えるとともに、既にロサンゼルスオリンピックに向けて活動を始めている方もいるかもしれませんが、文部科学省・スポーツ庁においても皆さんの更なる活躍を支えられるよう支援してまいりたいと述べました。
その後の懇談で盛山大臣は、今大会での活躍の背景や国の支援体制への要望などについて直接選手たちから話を聞きました。
フェンシングの選手からは、ハイパフォーマンススポーツセンター(東京都北区)内に他国に比べても素晴らしい練習場が整備されたことや外国人コーチの招へいがレベル向上につながったという感謝の声、また、体操の選手からは、現地で設置されたサポート拠点※においてコンディショニングを考えた食事が提供されていたことに対してありがたかったという声等が聞かれました。
このほか、より日本が強くなるにはという質問に対し、スケートボードの選手からは、各地に施設は少しずつできてはいるが、国際大会ができるようなレベルの高い施設が十分にはないのでそういう施設で練習や大会ができるとよりよいという意見が聞かれました。
文部科学省・スポーツ庁では、引き続きパリパラリンピックにおいてもサポート拠点を設置するなど、日本代表選手団の活躍を支えてまいります。
※国内で日本代表選手たちが医・科学・情報等のサポートを受けているハイパフォーマンススポーツセンター(HPSC)に近い環境を現地に整え、競技直前まで最終準備が行えるようにサポート拠点を設置した。