7月29日、盛山大臣は、第1回日ウクライナ教育・科学技術協力合同委員会(於:ウクライナ・キーウ)に出席しました。ウクライナからはリソヴィー教育科学大臣が出席され、両国間の教育・科学技術分野において協力を進めるべき事項について意見交換を行い、共同サマリー(別添)への署名を行いました。
本合同委員会では、盛山大臣が、ウクライナの高校生・大学生・研究者の招へい、日本の絵本の寄贈と出版支援、国際共同研究への協力といった貢献を伝達し、これら取組への協力を求めました。
日ウクライナ教育・科学技術協力合同委員会は、本年2月、東京で開催された日・ウクライナ経済復興推進会議の機会に、日本とウクライナの間で教育及び科学技術分野での協力覚書が締結され、その中で、定期的に開催することが規定されています。今回、最初の合同委員会がキーウで開催され、盛山大臣が共同議長を務めました。
また、盛山大臣は、カンランジェエウ文化・情報政策担当大臣と会談を行い、文化施設や文化財の修復、両国の文化交流について意見交換を行い、ウクライナの文化遺産保護や来日公演開催の支援への協力を伝達しました。
文部科学省は、本合同委員会や文化・情報政策担当大臣との会談の結果を踏まえ、文部科学省が所掌する分野においてウクライナに貢献する「文部科学省 ウクライナ支援パッケージ」に取り組みます。
別添