盛山大臣がユネスコ主催のスポーツ閣僚級会合に出席

  ７月24日、ユネスコ主催のスポーツ閣僚級会合が開催され盛山大臣が出席しました。

  本会合は、パリ2024オリンピック大会開催に合わせて訪仏中の各国のスポーツ大臣や様々なスポーツ関係者を迎え開催されたもので、盛山大臣は、「スポーツと体育を活用した持続可能な社会的レガシーの創出」をテーマとしたセッションに登壇しました。

  盛山大臣は、東京2020大会の持続可能性についてのビジョンを紹介の上、大会の成果として、ゼロカーボン大会の実現や再生可能エネルギーの電気使用率100％など様々な目標を達成したこと、また国民から寄付されたスマートフォンなど使用済み小型家電から大会全メダルを製作したことや、女子選手の割合が史上最高の48％となったことなどを述べました。
  また、共生社会の実現に向けて、東京大会を経てユニバーサルデザインの街づくりが飛躍的に進み、障害者のスポーツ実施率が向上し、市民のパラスポーツへの関心度や民間企業における障害者雇用数が増加したと述べました。
  さらに、東京大会のスポーツレガシーを発展させた文部科学省（スポーツ庁）の取組として、国民のライフパフォーマンス（健康やウェルビーイング）の向上を目的とした実証研究やスポーツ国際協力事業「Sport for Tomorrow」などを紹介しました。
  本会合に合わせてウクライナのビドニー青年スポーツ大臣代行と会談をし、「Sport for Tomorrow」におけるウクライナのアスリート支援事業について言及し、意見交換を行いました。

  文部科学省・スポーツ庁では東京2020大会のレガシーを世界と共有するとともに、国内の関係者と連携してレガシーの継承・発展を図ってまいります。