7月17日、盛山大臣は徳島県を訪れ、神山まるごと高等専門学校と、重要文化財である木村家住宅、重要有形民俗文化財の祖谷の蔓橋を視察しました。
昨年度開校した新設の高専である神山まるごと高等専門学校では、寺田理事長らから学校概要の説明を受けるとともに、学生とのランチミーティング、授業視察などを行いました。
寺田理事長からは、企業と連携した奨学金制度や、著名な起業家を学校に招いて学生と語り合う取組など、神山まるごと高専独自の教育が紹介されました。
盛山大臣は、ユニークな教育を通じて、多様な進路で学生が活躍することや、地域の活性化につながることへの期待を述べました。
また、学生とのランチミーティングでは、企業との共働や海外コンテストへの挑戦などに関する学生のエピソードを聞きながら、高専での学びや将来の目指す姿などについて活発に意見交換を行いました。
木村家住宅では、主屋の屋根の葺替を行う予定の現場と修理のため一時的に解体されている隠居屋跡を視察し、葺替に使用する道具や発掘状況の説明を受けるとともに、 祖谷の蔓橋では、蔓橋が地元の力でどのように守り伝えられてきたか等について説明を受けました。
文部科学省では、今回の視察や意見交換を通じて得られた知見等を踏まえ、引き続き、関連施策の充実に積極的に取り組んでまいります。
【神山まるごと高等専門学校視察】
【木村家住宅視察】
【祖谷の蔓橋視察】