第4回日中韓教育大臣会合

6月15日(土曜日)
教育、国際

  6月15日、盛山大臣は、第4回日中韓教育大臣会合(於:韓国・ソウル)に出席しました。韓国からは李周浩(イ・ジュホ)副総理兼教育部長官が、中国からは懐進鵬(ハイ・ジンポン)教育部部長が出席され、各国における最近の教育政策、教育協力や交流の必要性等についてプレゼン資料を用いて説明を行い、相互理解を深めました。

  盛山大臣からは、我が国の取組として、2019年に取組を開始した「GIGAスクール構想」、学校教育での生成AIの活用について2023年7月に公表した「暫定的なガイドライン」、今年8月に東京及び群馬で開催を予定している「日中韓子ども童話交流」、日中韓3か国の大学間交流・学生交流を支援する「キャンパス・アジア」などを説明しました。

  そして、会合の最後に、日中韓3か国間の今後の教育協力の方向性について合意し、以下の事項を含む共同声明が採択されました。
・デジタルトランスフォーメーション時代における日中韓教育協力
・日中韓協力による青少年交流の強化
・「キャンパス・アジア」プログラムのこれまでの成果の評価と今後の発展への期待
・第5回日中韓教育大臣会合を日本で開催

  文部科学省では、今回の成果を踏まえて、日中韓3か国間の教育協力と交流を継続的に強化してまいります。

李周浩(イ・ジュホ)韓国副総理兼教育部長官

懐進鵬(ハイ・ジンポン)中国教育部部長

盛山大臣のプレゼンの様子

【第4回日中韓教育大臣会合共同声明(仮訳)】

【キャンパス・アジア事業】