6月12日(水曜日)
科学技術・学術
6月12日、盛山大臣が火山調査研究推進本部設立・火山防災加速化大会に出席しました。
火山調査研究推進本部設立・火山防災加速化大会は、令和5年に議員立法による活動火山対策特別措置法が改正され、本年4月に文部科学省に火山調査研究推進本部が設立されたことを受けて、国会議員や関係府省庁、都道県、市町村、火山専門家や登山関係者が一同に会して、火山防災対策を加速化推進するために開催されたものです。
盛山大臣は来賓挨拶で、
「火山本部は、これまで大学や行政機関、研究機関等がそれぞれで行っていた調査観測や火山研究、人材の育成を一元的に推進するとともに、その調査結果等を収集、分析して火山活動の状態と推移のより正確な把握につなげるという重要な使命を担います。本年1月、火山本部の設立に先立ち、京都大学の桜島観測所を訪れ、火山に関する調査研究を一層推進するとともに、火山に対して情熱を抱く火山専門人材を育てていくことが重要であると認識したところです。私は、火山本部の本部長として、国民や社会の期待に応えるべく、全力を尽くす所存です。」
と述べました。
大会では、火山の噴火予測等のための監視・観測体制の強化や火山現象に関し専門的な知識又は技術を有する人材の育成及び継続的な確保、火山現象に関する知識の普及等の防災教育の促進に取り組むことなどを要望する決議が行われ、関係府省庁を代表して、盛山大臣に手交されました。
▼火山調査研究推進本部についてはこちら
https://www.mext.go.jp/a_menu/kaihatu/jishin/1285728_00005.html