過去最多846人が海外へ!「トビタテ!留学JAPAN」新・日本代表プログラム 第9期派遣留学生(高校生等)壮行会で盛山大臣が生徒たちを激励

6月9日(日曜日)
教育・国際

「人のつながりを大切にし、カナダの素晴らしい環境の中で見聞を広げ、化石の新たな魅力を見出す」
「タンザニアの車いすユーザーに対して技術者が出来ることを探究する」
「世界一の棒高跳び選手を目指して、ニュージーランドへ」
「英語を現地で学び、金沢カレーをイギリスで広めたい」

など、海外へ飛び立つ生徒たちの熱い思いが溢れる会場。

  6月9日、「トビタテ!留学JAPAN」新・日本代表プログラム 第9期派遣留学生(高校生等)壮行会を開催しました。

  このプログラムは、多くの民間企業の御支援をいただき、官民共同で日本の若者の海外留学への挑戦を応援しようというものです。これまでに270社を超える企業・団体等から御支援をいただき、既に一万人を超える若者が海外に送り出されました。円安や物価高の影響により留学費用が増す中、賛同いただいている企業・団体の皆様からのご支援により、今年度は留学準備金を増額することができました。また、「拠点形成支援事業」により採択された石川県、静岡県、滋賀県からは、初めて高校生が海外に派遣されます。

  この日は、2,120名の応募者の中から情熱、好奇心、独自性という基準で選抜された846名の第9期生の内、約300名が参加し壮行会が行われ、盛山大臣と支援企業を代表しトヨタ自動車株式会社の大塚シニアフェローが出席されました。
(壮行会は8日の他、9日、15日の3回に分けて東京・大阪で開催)

  「マイ探究コース」の派遣留学生代表として挨拶をしたひとりは、
「銚子が世界有数の化石の産地であることが知られていないため、カナダに留学して実際の化石発掘手法を学び、将来は研究者の道に進んで、化石で地元を盛り上げたい」
と留学後も見据え、意気込みを語りました。

  また、「拠点形成支援事業」派遣留学生代表として挨拶をしたひとりは、
「カレーが国民食とも言われるイギリスで、地元の金沢カレーを売り込める余地はないか、現地でのカレーの受け入れられ方を調査したい」
と話しました。

  盛山大臣は、
「大きく成長された皆さんとどこかで再会できる日を期待しています。皆さんどうぞ頑張ってきてください。」
と激励しました。

  第9期生はそれぞれの夢と目標、熱意とともに7月以降世界へ飛び立ちます。

※「トビタテ!留学JAPAN」
公式ホームページはこちら別ウィンドウで開きます