盛山大臣が首里城と国立劇場おきなわを視察

6月8日(土曜日)
文化

  6月8日、盛山大臣は首里城と国立劇場おきなわを視察しました。

  首里城では、令和元年10月の火災による正殿等9棟の焼失からの復元状況について、大龍柱(正殿正面にあった柱)の補修展示室や正殿の復元現場などを視察しました。
  文部科学省では、首里城正殿等での火災以降、首里城復元に向けた技術的な助言や、復元に必要な技術の伝承者養成への支援を行ってきたほか、この火災を踏まえて「世界遺産・国宝等における防火対策5か年計画」を策定し、文化財の総合的な防火対策を推進してきたところです。
  今回の視察により、首里城正殿等の復元の進捗状況を把握するとともに、文化財の防火・防災対策の重要性を改めて認識しました。

  国立劇場おきなわでは、伝承者養成研修(組踊)の修了生が出演する琉球舞踊の公演や資料展示室を視察するとともに、沖縄の伝統芸能の保存・継承について意見交換を行いました。

  文部科学省では、今回の視察や意見交換等を踏まえて、関係施策の充実に取り組んでまいります。

【首里城】 

首里城大龍柱修復展示室

首里城正殿復元現場

首里城正殿復元現場

【国立劇場おきなわ】

意見交換

国立劇場おきなわ資料展示室