4月29日、令和6年春の叙勲受章者、褒章受章者が発表され、今回の叙勲受章者は政府全体で4,106名、褒章受章者は665名でした。そのうち、文部科学省関係の受章者は、叙勲が734名、褒章が35名でした。
5月13日と14日に令和6年春の勲章・褒章伝達式及び令和6年春の勲章伝達式を執り行いました。(叙勲の勲章伝達は両日にわたって実施)
13日は、叙勲受章者を代表して、瑞宝中綬章を受章された一井眞比古氏(元香川大学長)へ勲記と勲章を、褒章受章者を代表して、紫綬褒章を受章された石橋美枝子氏(俳優:(芸名)原田美枝子)へ章記と褒章をあべ副大臣から伝達しました。
一井氏は、家族や関係者への感謝とともに、資源が十分でない日本にとっては人材こそが最大の財産であり、優れた人材の養成が最も重要だと話され、
「私どもは本日の栄誉に応えるためにもこれからも微力ながら社会と共に歩みたいと思います。」
と述べられました。
また、石橋氏は、家族や出会った方々、巡り合った作品への感謝と、映画で15歳にデビューしてから50年、一番の原動力になったのは好奇心だったと振り返られるとともに、
「今日の受章は道の途中と考えてこれからも精進を続けていきたいと思います。」
と述べられました。
14日は、受章者を代表して、瑞宝中綬章を受章された林一馬氏(元長崎総合科学大学長・元長崎県文化財保護審議会会長)へ盛山大臣から勲記と勲章を伝達しました。
林氏は、恩師や先輩、家族などへの感謝を述べられるとともに、これまで各人が培ってこられた知恵や技術、技能の次の時代への継承や世界平和への貢献に対する思いなどを述べられました。
【5月13日 令和6年春の勲章・褒章伝達式】
【5月14日 令和6年春の勲章伝達式】