4月21日、盛山大臣は、石川県珠洲市と能登町を訪れ、能登半島地震で被災した珠洲市立飯田小学校、珠洲市立緑丘中学校、石川県立飯田高等学校、石川県立能登少年自然の家を視察し、現地関係者の方々及び高校生との意見交換を行いました。
盛山大臣は、学校現場の視察では、珠洲市の教育長やそれぞれの校長をはじめ、関係者の皆さんと意見交換を行い、学校施設の上下水道や仮設グラウンドの整備等の復旧・復興に向けた検討を進めている状況や課題についての御意見をいただきました。
盛山大臣は、関係者の皆様が子供たちの学習環境の確保や学びの継続に、日々、ご尽力されていることに心からの敬意を示すとともに、学校施設の早期復旧と児童生徒の環境に応じた学びに向けてしっかりと支援していきたいと述べました。
能登少年自然の家の視察では、そこで生活している県立能登高等学校の生徒たちと意見交換を行い、今までの能登高等学校での寮生活から環境が変わり、感じていることや現状の課題や要望等についてお聞きしました。
盛山大臣は、学校の再開に関して、地域全体の上下水道や道路等の復旧と併せて、学校施設の復旧が重要であり、引き続き文部科学省としても県や市、関係府省と連携して支援していく旨をお伝えしました。
文部科学省では、被災地の現状や課題、また、御意見や御要望を踏まえ、引き続き、関係機関や現地とも連携を密にしながら、復旧・復興に向けた具体的な支援の検討を進めてまいります。