盛山大臣がネルソンNASA長官と「与圧ローバによる月面探査の実施取決め」に署名　日本人宇宙飛行士に2回の月面着陸の機会

  ４月９日、訪米中の盛山大臣は、ネルソンNASA長官と、「与圧ローバによる月面探査の実施取決め」に署名しました。
  本実施取決めでは、
・NASAがアルテミス計画において日本人宇宙飛行士による月面着陸の機会を2回提供すること
・日本が月面探査を行う. 与圧ローバを提供して運用すること
などが規定されています。本実施取決めは、米国にとっては国際パートナーとの月面着陸に関する初めての合意となります。

  盛山大臣は、
「日米協力の歴史に残る実施取決めに署名できたことを光栄に思います。日米の宇宙飛行士が共に月面に降り立つという共通の目標に向けて、月面活動に唯一無二の貢献となる与圧ローバの開発を着実に進めるとともに、アルテミス計画における強力なパートナーとしてJAXAと一丸となって取組を推進してまいります。」
と述べました。

▼国際宇宙探査（与圧ローバによる月面探査の実施取決めの署名について）（文科省HP）
https://www.mext.go.jp/a_menu/kaihatu/space/jigyou/detail/1347482_00017.html
参考：与圧ローバによる月面探査に関する文部科学省と米航空宇宙局の実施取決め（英文）
https://www.mext.go.jp/content/20240411-mxt_uchukai02-000035256_1.pdf