馳石川県知事から盛山大臣へ、能登半島地震に関する要望書手交

4月8日(月曜日)
教育、科学技術・学術、文化、スポーツ

  4月8日、盛山大臣は、馳石川県知事から能登半島地震に関する要望書の手交を受けました。西田衆議院議員(石川県選出)も同席されました。
  要望書では、
・現在進行中の能登半島を震源とする地震の調査研究・評価の早期実施、早期公表
・石川県立輪島漆芸技術研修所に関する支援
・地域のお祭りの再開・継承のため、山車・キリコやその用具等に対する支援
等について言及されています。

  馳知事は、文科省からの職員の派遣や、スクールカウンセラーの追加派遣等、これまでの人的支援に対して御礼を述べられました。
  そして、今後の災害対策に今回の地震のメカニズムの情報は重要であるとし、早期に公表頂きたいと話されるとともに、地元の方が大切にしている祭りの再開・継承に関する支援や、以前の地震でも大きな被害を受けた輪島市黒島地区、国指定の文化財以外についての財政支援などについてお願いされました。

  盛山大臣は、能登地域を含む海域の活断層の位置・形状などについて、本年夏頃までに評価結果を公表したいと回答したほか、地元の方の元気の為にも祭りの存在は大切だと話すと共に、前を向いて進んでもらえるよう、文部科学省としてできる限りの支援をしていきたいと伝えました。