4月3日、第3回日EU教育・文化・スポーツ政策対話※がEU側のホストで駐日欧州連合代表部(ヨーロッパハウス)で開催され、日本側は、盛山大臣、藤原次官など、EU側はイリアナ・イヴァノヴァ欧州委員(イノベーション・研究・文化・教育・青少年担当)、ピア・アーレンキルデ=ハンセン教育文化総局長、ジャン=エリック・パケ駐日EU代表部大使などが出席しました。
日EU教育・文化スポーツ政策対話※は、2018年に第1回、2021年に第2回が開催され、これまで共同公募による新たな学生交流プログラム立上げや日EU間の研究者交流を実施するための支援について検討などが進められています。
今回は、①デジタル教育(教育DX、学校教育での生成AIの活用、女子生徒のSTEM分野への参画促進)②高等教育段階における流動性(大学間連携及び人的交流の拡大)③文化(文化遺産におけるデジタルの活用)④スポーツ(若い世代のスポーツへの参加を促進する方法)について議論しました。
今回の対話で、日EU双方の連携による高等教育段階における大学間連携及び人的交流の更なる促進について検討を進めていくことで一致しました。
文部科学省では、日EU間の協力を更に促進するとともに、関連施策の充実に積極的に取り組んでまいります。
▶第3回日EU教育・文化・スポーツ政策対話
https://www.mext.go.jp/a_menu/kokusai/mext_00036.html
※日EU教育文化スポーツ政策対話は、2016年5月に開催されたG7倉敷教育大臣会合の際の会談において、ナブラチチ欧州委員(教育・文化・青少年・スポーツ担当)から馳文部科学大臣(当時)に対し、欧州と日本の教育・文化・スポーツに関する政策の情報交換、協力強化と相互理解醸成にむけた方策の検討のための政策対話設置の提案をきっかけに、第1回が2018年に開催され、第2回がコロナ禍の2021年にオンラインで行われました。
(https://www.mext.go.jp/a_menu/kokusai/mext_01446.html)