「火山調査研究推進本部」看板除幕式

4月1日(月曜日)
科学技術・学術

  4月1日、文部科学省の特別の機関として、盛山大臣を本部長とする「火山調査研究推進本部」を設置し、庁舎玄関の看板除幕式を行いました。

  「火山調査研究推進本部」は関係機関や大学等による観測、測量や調査研究を一元的に推進し、その結果を分析し、総合的な評価を行うことで、活動火山対策の強化に貢献するという重要な使命を担います。

  日本は、富士山や桜島など111の活火山を有する世界有数の火山国であり、火山活動が活発化した際の備えは急務であり、日々の火山活動の観測や調査研究を通じて火山活動の状態等を科学的に評価し、国民への分かりやすい周知や日頃からの必要な備えに繋げていくことが重要です。
  このような中、昨年議員立法で改正活火山法が成立し、本日(1日)「火山調査研究推進本部」を設置しました。
  除幕式には、盛山大臣、今枝副大臣、本田大臣政務官が出席し、改正活火山法成立に尽力された古屋圭司議員をはじめとする国会議員や関係者の方々にも御出席いただきました。

  盛山大臣は、
「役割をしっかり果たし、国民や社会の期待に応えるべく全力を尽くす所存です。」
と述べると共に、共同事務局を担う文部科学省・国土地理院・気象庁の職員に対し、国民の安全・安心を守るという強い使命感の下、本部の活動が真に実効性の高いものとなるよう、一緒に取り組んでいくことをお願いしました。

自民党火山議連会長 古屋圭司衆議院議員