令和5年度ボーイスカウト富士スカウト章受章者　総理大臣・文部科学大臣表敬

  ３月27日、岸田総理、盛山大臣は、総理官邸において、ボーイスカウトの教育プログラムにおいて最高位である「富士スカウト章」を受章されたスカウトの代表47名の表敬を受けました。

  岸田総理は、受章者の皆さんに対し、
「これからの社会を創るのは、若い皆さんです。これまでボーイスカウト活動を通じて養った精神や力を土台にしてそれぞれ人生の困難に立ち向かって、それぞれの夢を追い求めていただければと思います。すばらしい人生を歩まれることを心から期待しています。」
と、励ましの言葉を送られました。

  盛山大臣は、
「富士スカウト章の受章にあたり、難易度の高い様々な課題を乗り越えてきたその経験は、皆さんの一生の財産や自信になると思います。皆さんが、これから夢や希望に向かって大いにチャレンジし、社会を担うリーダーとして活躍することを心から願っています。」
と述べました。

  また、受章者を代表して東京連盟の岡田伶介さんは、
「富士スカウト章の取得に挑戦したことで、奉仕を基盤とした自信のスカウト精神を向上させるとともに、地域を始めとした社会の助けとなる糸口を考え、実践する第一歩を踏み出すことができました。今後は、多くの方々と意見を交わし、より自発的な活動をすることで社会に貢献していくことを誓います。」
と、決意の言葉を述べられました。

  最後に、受章された皆さんから、総理、大臣に対して、ボーイスカウトのエールである「弥栄（いやさか）三唱」（良いことは益々よくなるように、災いも転じて福となすように、という意味がある）が送られました。

※富士スカウト章
  ボーイスカウト及びベンチャースカウト部門（中学３年生９月から１８歳までの者が対象）のスカウトの進歩課程を表すもの。初級スカウト章から富士スカウト章までの６つの章が設けられており、富士スカウト章は、最高位の章。