盛山大臣が堀場製作所びわこ工場を訪問し、博士人材の育成・活用の在り方やオープンイノベーションの取組などについて意見交換

2月18日(日曜日)
教育、科学技術・学術

  2月18日、盛山大臣は、堀場製作所びわこ工場を訪問し、齋藤壽一副会長や足立正之社長らと意見交換をしました。

  意見交換では、民間企業における博士人材の育成・活用の在り方や、海外大学を含めた様々な組織と新たなアイディア及び技術等を社内外問わず共有し研究開発・価値創造を進めて市場機会を創出していくオープンイノベーションの取組などについてお話を伺いました。

  堀場製作所より、社員が一体となってやりがいとチャレンジ精神を持って取り組んでおり、またM&Aを活用した持続的成長に向けて欧米を中心としたグローバルネットワークの構築を進めていることや、より多くの日本の学生が海外での経験を積むことが重要である旨の説明がありました。

  盛山大臣は、日本のみならず欧米を含めた堀場グループにおける経営が上手く機能していることが特徴的で、堀場製作所が目指す「ほんまもん」の技術の進化と創出が、世界の心を動かし、オープンイノベーションの推進に繋がっていることが素晴らしいと話し、堀場製作所が中長期的に取り組む次世代への技術継承や産学連携を通じたカーボンニュートラルなどへの期待について述べました。

  併せて、主力事業であるガス測定装置等の開発・設計・生産まで一体的に実施する拠点であるびわこ工場における、「ものづくり改革の現場」を視察しました。

  盛山大臣は、産学連携の重要性を改めて認識したとし、今回の視察を通じて得られたことを踏まえ、引き続き、関連施策の充実に積極的に取り組んでいくと述べました。