盛山大臣が群馬県立高崎高等学校を訪れ、スーパーサイエンスハイスクールの取組等を視察

1月22日(月曜日)
教育、科学技術・学術

  1月22日、盛山大臣は、群馬県立高崎高等学校を訪れ、スーパーサイエンスハイスクール(SSH)の取組等を視察しました。

  高崎高等学校は、SSH事業の初年度(平成14年度)からSSH※に指定されており、長年SSHとして「知の活用(教科横断型授業)」「知の深化(課題研究)」「知の交流(科学的対話スキル修得)」の資質・能力をもった生徒の育成を目標として、大学や卒業生等と連携して独自の教育活動に取り組んでいます。

  視察では、化学実験の授業の様子を見学するとともに、学校からSSHの取組等の説明を受けました。
  授業後には、科学や情報に関するコンテストで優秀な成績をおさめた生徒が、これまで取り組んできた研究活動について説明をしていただきました。その後、盛山大臣から生徒に対して、研究テーマを決めたきっかけや実証実験における取組内容について質問され、生徒との活発な意見交換が行われました。
  また、SSH担当教諭から、研究活動を行う上での課題や支援の必要性について説明がありました。

  視察後、盛山大臣は、学校での研究活動から得た科学的知見を、社会に役立つ技術に発展させていくことをしっかりと見据えて研究活動に取り組んでおり、深く感銘を受けたと述べました。

  また、視察後、高崎市の富岡市長と面会し、教員の働き方改革や部活動の在り方について幅広く意見交換を行いました。

  文部科学省では、引き続き、SSH事業を通じた科学技術人材の育成に取り組んでまいります。

※スーパーサイエンスハイスクール(SSH)
文部科学省では、将来の国際的な科学技術人材の育成を図るため、平成14年度より科学技術、理科・数学教育に関する研究開発等を行う高等学校等を「スーパーサイエンスハイスクール」に指定し、指定を受けた各学校では作成した計画に基づき、独自のカリキュラムによる授業や、大学・研究機関などとの連携、地域の特色を生かした課題研究など様々な取組を積極的に行っている。
https://www.mext.go.jp/a_menu/jinzai/gakkou/1309941.htm(文部科学省HP)
https://www.jst.go.jp/cpse/ssh/別ウィンドウで開きます(科学技術振興機構HP)