盛山大臣がナイスステップな研究者と意見交換

1月12日(金曜日)
科学技術・学術

  1月12日、盛山大臣は、ナイスステップな研究者2023※として選ばれた若手研究者10名(オンライン3名)と意見交換をしました。今枝副大臣、本田大臣政務官も同席しました。
  研究者の皆さんから研究内容についてご説明いただくとともに、盛山大臣から、研究者にとって、どのような支援をしていくことが望まれているのかお聞きしました。

  研究者の皆さんからは、金銭面での支援や研究機器の技術者のキャリアパス支援、挑戦的研究に対しても取り組める環境の必要性の他、「日本の優秀な人材を確保するために、教育システムを含めて日本として最適な戦略は何かを考えていく必要がある」「海外だと事業や財務側の責任者に博士人材がおり、日本でも博士人材のキャリアパスの多様性を確保する環境づくりが必要」「個々の人材が多様な領域の方と関わりながら、新しいものを生み出していけるといった総合知を使っての研究開発を進められる環境を作っていただけるとありがたい」といった発言があり、若手研究者から盛山大臣が直接お話を伺う貴重な機会となりました。

  文部科学省では、「博士人材活躍促進に向けたタスクフォース」において、博士人材のキャリアパスや経済的支援等、博士人材の活躍促進に向けた方策の検討を重ねてまいります。

※ナイスステップな研究者
文部科学省 科学技術・学術政策研究所では、2005年から科学技術イノベーションの様々な分野において活躍され、日本に元気を与えてくれる方々を「ナイスステップな研究者」として選定しています。過去に選定された方の中には、その後ノーベル賞を受賞された山中伸弥教授や天野浩教授もいらっしゃいます。