盛山大臣が海洋研究開発機構(JAMSTEC)横須賀本部を視察

12月15日(金曜日)
科学技術・学術

  12月15日、盛山大臣が海洋研究開発機構(JAMSTEC)横須賀本部を訪れ、研究船「かいめい」や有人潜水調査船「しんかい6500」、自律型無人探査機(AUV)などを視察しました。

  「かいめい」においては、船内の各種研究設備等を視察するとともに、船内研究室では、採取したマンガンノジュールなどの海底鉱物資源のサンプルを実際に手にとって、説明を受けました。

  その後、有人潜水調査船「しんかい6500」や自律型無人探査機(AUV)、遠隔操作型無人探査機(ROV)を視察するとともに、気候変動の観測と将来予測や北極域研究船の建造と運用など、JAMSTECが取り組む各種研究開発について研究者の方々から説明をいただきました。

  また、盛山大臣は、機構役員や研究者と意見交換を行い、
「過去に地球深部探査船「ちきゅう」を視察したことがあり、JAMSTECが海底等の調査・研究をしていることは認識していました。本日は、更に気候変動予測や海域地震の研究など多岐にわたる研究についても様々知ることができました。海中は見えづらく、ましてや深海はもっと状況把握が難しいと思います。引き続き各種海洋研究によって、世界に大いに貢献していただくことを期待しています。」
と述べました。

  文部科学省では、今回の視察で得られたことを踏まえて、関連施策の充実に積極的に取り組んでまいります。

(研究船「かいめい」リサーチルームにて概要説明を聞く様子)

(マンガンノジュールを手にとり観察する様子)

(遠隔操作型無人探査機(ROV)「かいこう」前での記念撮影)