11月29日、青山副大臣は、「OECD Education2030プロジェクト∞無限大」に参加しているモイメンタ・ダ・ベイラ学校(ポルトガル)の教員と生徒12人とプロジェクトの日本事務局を務める東京学芸大学の関係者の表敬訪問を受けました。
「Education2030」事業は、東日本大震災を契機とした「OECD東北スクール」事業を前身とする、時代の変化を乗り越え、新しい時代を切り拓いていくために必要な子供たちの資質・能力を育むための教育モデル開発事業で、各国の行政官や研究者だけでなく、生徒や教員も議論に参加しています。
青山副大臣は、震災から10年以上経った今でも、「Education2030」事業において「OECD東北スクール」事業の精神を受け継ぐ取組が行われていることを大変嬉しく思うと述べるとともに、尽力いただいた学校関係者や本取組の事務局を務める東京学芸大学の方々に謝意を示しました。
また、モイメンタ・ダ・ベイラ学校からの取組発表として、生徒たちが作成した、自分たちの村や取組を紹介するビデオが披露されました。
青山副大臣は、村や学校の魅力が伝わる素晴らしいプレゼンテーションですねと述べ、今回の訪日で得られた成果を持ち帰り、OECDなどを通じてポルトガルや世界に発信すると共に、日本の学校との交流を継続し互いの一層の理解を深めて欲しいと伝えました。
モイメンタ・ダ・ベイラ学校の校長先生は、このような機会をくださった関係者の皆様のおかげで素晴らしい取組ができているとの謝意と共に、ここで得た貴重な経験を帰国後の取組に還元したいと述べられました。