盛山大臣が「奈良国立博物館」を視察

11月19日(日曜日)
文化

  11月19日、盛山正仁大臣は、仏教美術及び奈良を中心とした文化財の収集保存・調査研究等を行っている「奈良国立博物館」を視察しました。

  「奈良国立博物館」は、明治28年(1895年)の開館以来、仏教美術を中心とした文化財の収集・保管・調査研究や教育普及活動を行い、我が国の仏教文化のもつ優れた芸術性やその歴史について紹介してきました。

  盛山大臣は、井上洋一奈良国立博物館長らから収蔵品や財政の状況、課題等などを伺い、意見交換を行うとともに、研究員の方に御説明いただきながら、仏教美術資料研究センターや、ならはく教育普及スペース「ちえひろば」、金峯山寺仁王門金剛力士立像(重要文化財)をはじめとした数多くの仏像を展示するなら仏像館を視察しました。   盛山大臣からは、優れた仏教美術など価値ある多くの収蔵品を国民の皆様に見てもらい、文化財の適切な保存管理、調査研究が行えるよう、仏教美術のナショナルセンターとして持続可能な運営が行うことができるよう取り組んでほしい旨、述べました。

  引き続き、文部科学省、文化庁としては博物館・美術館等の収入の多元化・拡大を図りながら、安定的で優れた運営がなされるよう支援してまいります。