令和5年度 文化功労者顕彰式

11月6日(月曜日)
文化

  令和5年度の文化功労者として、俳優の北大路欣也さんやマンガ家の里中満智子さんなど20名の方が選ばれました。11月6日に顕彰式を執り行い、出席された19名の方々に盛山大臣から顕彰状を授与しました。

  文化功労者の制度は、我が国の文化の向上発達に関し、特に功績顕著な方々を顕彰するものです。昭和26年の制定以来、昨年度までに976名が顕彰されています。

  盛山大臣は挨拶で、コロナ禍後、社会が大きく変化する中で、このように多様な分野の皆様が文化功労者となられたことは、明るい未来への活力になると話し、皆様の類まれなる御功績と御努力に対し、また、それを支えてこられた御家族や関係者の方々の御労苦に深く敬意を表しました。そして、
「後進の指導育成への御尽力も含め、我が国の文化の発展に、引き続き御貢献を賜りますようお願い申し上げます。」
と更なる御活躍に対する期待を伝えました。

  その後、文化功労者を代表して挨拶をされた演劇・演芸評論家でエッセイストの矢野誠一さんは、
「私どもは、今回の栄誉を励みとし、なお一層の精進を重ね、それぞれの活動を通じて、我が国が文化芸術立国、科学技術創造立国として、また、スポーツ立国として繁栄し、コロナ禍を克服しながら世界の国々から高い評価を得られるよう、微力ながら引き続き努力をいたす決意であります。」
と話されました。

※令和5年度 文化功労者

  • 文化功労者代表挨拶:演劇・演芸評論家でエッセイストの矢野誠一さん

  • 俳優の北大路欣也さん

  • マンガ家の里中満智子さん