10月29日、盛山大臣は、建て替えのために10月末で閉場となる国立劇場及び国立演芸場の閉場記念式典に出席しました。式典には都倉文化庁長官も出席しました。
国立劇場は、開場後50年以上を経過し、老朽化のため、伝統芸能の伝承と創造の中核的拠点としての機能をさらに強化し、国内外の人々の交流を生み出す施設となるよう建て替えられます。
盛山大臣は挨拶で、国立劇場、国立演芸場は、多くの人々に伝統芸能の魅力を伝え続け、伝承者の養成においても重要な役割を担っていると話しました。
また、新しい国立劇場について、伝統芸能の伝承と創造の中核的拠点としての機能を強化する整備を進める上で、文部科学省としても、伝統芸能の未来と新しい国立劇場の開場に向けて、しっかりと取り組んでいくと述べました。
式典後、記念上演として、国立劇場の舞台上で、日本舞踊や文楽、講談、歌舞伎の演目が披露されました。