盛山大臣が「世界トップレベル研究拠点プログラム(WPI)」プログラム委員会交流会に出席しました

10月24日(火曜日)
科学技術・学術

  10月24日、盛山大臣は、「世界トップレベル研究拠点プログラム(WPI)」の審査・評価・進捗管理等を行うプログラム委員会の交流会に出席しました。

  WPIは、高度に国際化された研究環境と世界トップレベルの研究水準を誇る国際研究拠点の充実・強化を図るために文部科学省が実施する事業です。平成19年度の事業開始以降、WPI拠点は、世界トップクラスの機関と並ぶ、卓越した研究成果の創出と高度に国際化された研究環境を実現させてきました。

  プログラム委員会の交流会には、各国から集まったプログラム委員会委員(カナダ主席科学顧問、元DFG会長、HFSP事務局長、シンガポール食品庁長官、国内研究機関等の長、ノーベル賞受賞者など)、WPI拠点長等のWPI関係者、在京大使館関係者などが出席し、情報交換を行いました。

  盛山大臣は、挨拶で、拠点の一つである京都大学WPI-iCeMS(Institute for Integrated Cell-Material Sciences, 物質-細胞統合システム拠点)を10月上旬に視察したことにも触れつつ、
「“アンダー・ワン・ルーフ”で日常的に異分野の優れた研究者同士が議論しながら、世界を先導する新しい研究領域が開拓されてきたことを感じた」と話し、文部科学省は、今後もWPIの更なる発展に尽力していくと述べました。